地域別ADVツーリングカナダのベストルート

ADV Touring By Region: Best Routes In Canada

総面積約1000万平方キロメートル(約620万マイル)のカナダは、国土面積で世界第2位の国である。

これほど大きな国土を持つカナダが、アドベンチャー・ライダーのパラダイスであることは驚くにはあたらない。考えてみれば、実際に開発されているのはカナダのごく一部で、残りの国土は アドベンチャー・ツーリングに開放されているのだ(もちろん、無理のない範囲で)。

アドベンチャー・ツーリングの観点からカナダが素晴らしいのは、まだ発見されていないルートがありそうだからだ。

しかし、ここでは最も目の肥えたライダーでさえ満足させるようなものをいくつかまとめてみた。実際、このリストには3つしか入っていない。

なぜこんなに少ないのか?というのも、ご覧のように、これらのエントリーはそれぞれセクションに分けることができ、それぞれが単独で壮大なライドを提供してくれるからだ。それらを合わせると、本当に素晴らしい乗り物になる。

さて、カナダでアドベンチャー・ライドをするならどこに行こうかと迷っているなら、ぜひ読んでみてほしい。

トランス・カナダ・アドベンチャー・トレイル 

トランス・カナダ・アドベンチャー・トレイルは、カナダ全10州を横断する全長5,000マイルのトランス・カナダ・アドベンチャー・ハイウェイを、さらに2倍近く長くしたものだ。

どうやって?舗装道路や 大都市を可能な限り避けることだ。ここにはあらゆる地形があり、ガイドブックには載っていないような壮大なライディングやカナダの一部を楽しむことができる。

そう考えると、人通りの少ない荒涼とした地域に行くこともあるだろう。そのため、念のため燃料補給と工具キットを携帯しておくこと。しかし、ほとんどの場合、文明から遠く離れることはない。

トレイルは6つのセクションに分けられ、東から西へと6つの大きな県をゆるやかに巡る。もちろん、各セクションを踏破することもできるし、全セクションを踏破することもできる。

究極のカナダ・ルート 

カナダの西側にこだわるなら、アルティメット・カナダ・ルートが約1,600マイルにわたって壮大なライディングを楽しめる。

バンクーバーはスタート地点でもあり、ゴール地点でもある。途中、ゴールドラッシュ・トレイルの一部を横断し、バンフ、レイク・ルイーズ、カムループス、ロッキー山脈、アイスフィールズ・パークウェイに立ち寄る。

トランス・カナダ・アドベンチャー・トレイルと同様、アルティメット・カナダ・ルートは一度に走破することもできるし(その場合は約2週間の予算が必要)、100マイルから300マイル近くまでの区間に分けて走ることもできる。

カナディアン・ロッキーのロブソン山は、アドベンチャー・ライダーにとっての絶景だ。

もし走るべき特定の区間をひとつだけ挙げるとすれば、バンフからマウント・ロブソンまでのルートだろう。全長235マイルで、カナディアン・ロッキー最高峰のマウント・ロブソンに向かう前にアイスフィールズ・パークウェイを通る。

バンクーバー島

本当に腕に覚えのある冒険好きなライダーには、バンクーバー島が待っている。バンクーバー島の地図を見てみると、主要道路はハイウェイ19号線しかない。

また、島の東端にあることにもお気づきだろう。人口のほとんどが島の東端に住んでいるのだから、これは理にかなっている:西側には何があるのだろう?

その答えは、何マイルも何マイルも続く、事実上未開拓のアドベンチャー・ライディングの機会だ。西部に町や村はあるが、それらはとても小さく、アメニティに関しては必要最低限しかない。それすらも無理があるかもしれない。

しかし、これらの小さな村や町にあるのは、そこへ続く果てしなく続く未舗装道路だ。厳密には、砂利や黒砂とともに、固いダートも緩いダートもある。簡単に言えば、そこはパラダイスなのだ。

しかし、注意してほしい。バンクーバー島西部は人口が少ない。万が一のことがあっても、自分でバイクを修理できるように準備しておくこと。

また、町のガソリンスタンドで燃料が切れてしまうこともあるので、予備のガソリンを持参するのが賢明だ!バンクーバー島は不毛で荒涼としていることもあるが、それこそがハードコアADVライダーにとってパラダイスなのだ。 

もしあなたが、上記の3つの目的地しか見ていないとしたら、明らかにその3つの目的地を十分に探索していないことになる。カナダはアドベンチャー・ツーリング・ライダーにとって最高のライディングスポットで溢れており、この3つの目的地の間で、本当に息を呑むような場所を見つけられるに違いない。

カナダバイク旅行

カナダの両方の海岸線を網羅するこれらのトレイルは、あなたの冒険のバケツを満たし、また来たいと思わせるはずだ。

バンクーバー島が証明しているように、この国にはまだ、冒険ジャンキーがさらに探検できる場所がある。北の大地が呼んでいるのだ。どこへ行っても、カナダが提供するすべての美しさを楽しんでください。

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