ローンライダー・ブログ
ADVモーターサイクルに関しては、みんなどこかから始めなければならないだろう?
ソーシャルメディアは、巨大なR 1250 GSに乗ったライダーが世界の果てまで到達する写真やビデオで埋め尽くされているが、彼らがそのような大きなバイクでスタートしたと思うのは愚かなことだ。
人生でやる価値のあるどんな活動でもそうだが、小さく始めるのが一番だ。ADVライディングに関しても同じことが言える。
カワサキKLX230Sは、扱いやすく、軽量で、安価なバイクである。
良い初心者用バイクとは?
KLX230SがADV初級ライダーにとって優れている点のひとつは、その控えめさだ。幅が狭く、背が高く見えるかもしれないが、ソフトなサスペンションは座るとかなり圧縮される。
この狭さと豪華さの組み合わせは、平均的な体格の大人がかなり楽に地面に接地できることを意味する。
また、フロントにヘッドライト、リアにウインカーが付いていることにもお気づきだろう。これは公道走行が可能であることを意味する。もちろん、ダートで学ぶことは素晴らしい練習になるが、公道での実走と組み合わせることで、将来のADVライディングに役立つだろう。
しかし、合法的にそこに行くことができるということ以外は、あまり長い間、道路上のことにこだわるのはやめよう。
KLX230の名前から想像できるように、233cc空冷2バルブ単気筒エンジンを搭載している。新しいライダーにとって、これはメンテナンスがほとんど不要な防弾エンジンとなる。
パワーもそれほど大きくない。クラッチとスロットルを同時に使う繊細なダンスに順応すれば、パワーをコントロールするのは簡単だ。クラッチといえば、引きも非常に軽くシンプルだ。
ひとたびKLXで走り出せば、その車幅の狭さと軽さは、駐車場や空き地、あるいはその気になればトレイルで、それほど苦労することなく小回りが利き、付き合いやすいバイクに変身する。
カワサキはKLXにABS付きとABSなしの2つのバージョンを販売している。一般道では、ABSは特に路面コンディションがあまり良くないときに、大きな安全性を発揮する。
KLXのブレーキはパワフルでもアグレッシブでもないが(新米ライダーが求めるものだ)、例えば、鹿が突然目の前を横切ったとき、全力でブレーキに駆け寄ったとしても、どちらかの端をロックさせるだけのストッピングパワーは十分にある。
ABSがなければ、転倒する可能性が高い。ABSがあれば、直立して鹿を避けられる可能性が高くなる。
しかし、ダートに入れば立場は逆転する。ホイール(特にリア)をロックできるようにしたい。
公道よりも未舗装路を走る時間の方が長いとお考えなら、非ABS仕様がお勧めだ。
オフロードのコツを学ぶには、リヤをロックしてスライドさせる感覚をつかむことが重要だ。
最終的には、スライドをうまく使ってバイクを自分の行きたいところに向けることもできる。でも、それはまた別の機会に。}
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